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2007年07月26日

日本の夏

先日発売された「スカンジナビアン・スタイル」の最新号では、
特集として、スウェーデンのゴットランド島のほか北欧の世界遺産を取り上げています。

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ここ、スウェーデン郊外にあるスコーグスシュルコゴーデンは、木立の中に墓標が立ち並ぶ
「森林霊園」です。設計者は若き日のアスプルンドとレーヴェンツ。
訪れた人々の胸の内に、「死者への深い想い」が立ち浮かぶよう考えられました。

写真は、「瞑想の丘」と十字架。
丘からまっすぐにのびるチャペルへの道を歩く間、親しかった故人への想いをはせる、
丘はそんな道の出発点になっています。

日本とは遠く離れたスウェーデンの墓地ですが、なんとなく東北の田舎にある墓地を
連想しました。
遥か向こうの山裾まで続く田んぼの中に、点々と木々が生い茂った小山があり、
その木々の間にたくさんの墓碑が並んでいるところです。
その集落は「あの世」とか「異界」を意味する名前が付いていて、
いかにも人魂がとびかいそうな雰囲気で、ちょっと夏向きの場所です。

すっかり大人になった今でも、「夜中に一人でその小山の頂上まで行ってこい」
と言われたら、やっていない悪事もなぜか告白して許しを請いそうな感じだと
言えばわかりやすいでしょうか。


スコーグスシュルコゴーデンには「明るさ」があるので、そういった部分では似てはいないのですが、自然に包まれているという点では近い印象でした。
それぞれの墓標の前にはランタンが添えられ、花や小物が飾られた「小さな庭」があります。きっと、故人の好きなもので彩られているのでしょう。

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